2022年6月初旬のイギリス渡航へ向けて
事前準備から、ロンドン到着までしたことを具体的にご紹介。
これから渡航する方のお役に立てれば嬉しいです。
(2022年5月31日時点の情報です)
結論から言うと、2022年5月31日時点でのイギリス渡航は、コロナ前と同様の渡航が可能です。
陰性証明書、ワクチン接種証明書などは一切必要ありません。
日本国籍である方は6ヶ月間以内の滞在であれば、パスポートだけで入国が可能です。
自宅での事前準備
イギリスの渡航ルールの確認
- 在英国日本国大使、外務省のホームページを確認し渡航ルールの変更がないか確認。イギリス入国時に、陰性証明書、ワクチン接種証明書、COVID-19 app、渡航前後でのCOVID-19 テスト、隔離が必要かどうか確認した結果、日本からロンドン行きの場合は、ワクチン接種有無に関係なく出発前後のPCR検査不要、隔離不要、ワクチン接種証明書の提示不要となっています。コロナ前と同様の条件で入国ができます。(2022年5月31日時点の情報)
- 外務省の海外安全ホームページから「たびレジ」登録をする。出発前から旅先の安全情報をメールで受け取れるほか、緊急時の連絡、安否確認、支援などが受けられます。
ビザの有無の確認
- 日本国籍の方は6ヶ月未満の観光、商用、短期留学の場合はビザなし渡航が可能です。
海外保険の加入
- クレジットカード付帯の保険料でカバーできるのか確認したところ不十分でしたので、海外保険の加入をしました。海外保険はコロナに関してもカバーできる保険への加入をしておきました。(イギリス入国時に海外保険の加入の有無は問われません)
航空券の予約
- 今回は、成田→ドーハ経由→ロンドンの航空チケットをカタール航空のオンラインで購入。
- カタール航空のアプリをダウンロードしておくと予約の管理がしやすく、事前のweb チェックインが可能ですのでダウンロードをおすすめします。
- アプリや公式サイトからは事前に座席指定(追加料金が必要)、特別食の選択(必要時)ができます。
- コロナになってから新たに必要となったものが、「Travel requirements」の登録です。アプリや公式サイトから事前に済ませておいた方がチェックインでの時間短縮になります。「Manage Booking」から事前登録が可能です。「Travel requirements」の登録ができなかった場合はチェックイン時に、サインをするように求められるようです。私の場合は事前に登録を済ませてチェックインをしましたが、何も聞かれずにスムーズにチェックインが完了できました。
- 搭乗48時間前からオンラインチェックインが可能となりますので事前に済ませておきましょう。その際にQtagを自宅で印刷をして持参することで、チェックインでの時間短縮になります。
- 渡航先で陰性証明書、ワクチン接種証明書、COVID-19 app、渡航前後でのCOVID-19 テスト、隔離が必要かどうか、事前にアプリや公式サイトで調べることができます。「Travel requirements」から出発地、行き先、片道か往復か選択後に「Check requirements」をクリックすると、詳細が記載されていますので事前に確認をしておきましょう。(併せて在英国日本国大使、外務省のホームページを確認しておきましょう。不安な方はカタール航空のコールセンターで確認をすると良いですよ。実際に渡航前にコールセンターで確認をすると丁寧な対応をして頂きました。)
- 今回の渡航はドーハで乗り継ぎが必要となります。乗り継ぎ時間が24時間以内であり、かつ出国はしない場合は、ドーハでワクチン接種有無に関係なく、PCR検査不要、ワクチン接種証明書の提示不要となっています。
滞在先の予約
今回は初めてairbnbの利用をしてみました。連泊、1ヶ月以上の滞在時には割引があるので、長期滞在者にはおすすめです。T-POINTと紐づけるとT-POINTを貯めることができますので事前に準備をしておくことをおすすめします。
フライトの運行状況の確認
出発数週間前から「Frightradar24」でフライト状況を確認し、毎日時間通りに欠航なく運行がされているのか確認をしていました。
成田のカタール航空カウンター(成田→ドーハ行き)
- 出発の4時間前に成田空港へ到着。到着したのが19時頃で、成田空港からカタール航空を利用する方へ行き先問わずに同じカウンターで対応がされていました。行き先問わずまずは列に並びます。
- 最初のカウンターで行き先別に必要書類が揃っているのかグランドスタッフの方が確認をされていました。それぞれの行き先の資料をもとにパスポート、陰性証明書、ワクチン接種証明書などの確認をしていました。私の場合はパスポートのみでよかった為提出をすると、「陰性証明書はお持ちですか?」と確認をされ、イギリス渡航には必要がないことを伝えると、グランドスタッフの方が「確認をします。」と言い同僚へ確認をしに行きました。その後「パスポートだけで大丈夫でした。」と言われパスポートを透明のファイルへ入れて手渡され、通常行うチェックインカウンターへ並ぶよう指示されました。(日々変わる入国ルールの認識がグランドスタッフによって個人差があることを感じました。)
- その後、webチェックインしている方の列と、していない方の列にわかれて並びます。(webチェックインの列に並んでいる人がほとんどいませんでしたので、できるだけ事前にwebチェックインをおすすめします。)
- チェックインカウンターでは、事前に座席指定をしており、「Travel requirements」の登録も済んでいたので5分程度で終了しました。
時間短縮の為にも、事前にwebチェックイン、座席指定、Travel requirements の登録をおすすめします。
成田空港内(出国前エリア)
19時頃の成田空港(出国前)のお店の開店状況は、ほぼ開店しておらず2階のレストランは1件程度しか開店していませんでした。(もしかしたら閉店時間後だったのか? もともと開いていないのか?)利用客の数はほとんどいなく驚きました。
成田空港内(出国エリア)
出国審査では待つことなくスムーズに出国エリアへ出ることができましたが、レストランは開店しておらず、売店が1つ開いているくらいでした。
カタール航空フライト状況(成田→ドーハ)
マスク利用状況
カタール航空の機内ではマスクの着用が必要とアナウンスしています。実際のマスク着用状況は100%でした。
感染予防策の状況
コロナ渦になってから新しいアメニティーとして、ハンドサニタイザー1個、手袋1組、マスク1枚が入ったものが配られました。これはかなり嬉しいアメニティーです。機内のアナウンスでは、機内の空気の循環がしっかり行われている旨のアナウンスがありました。
乗客の搭乗率
毎日運行していますが、ほぼ100%に等しいほど混雑していました。
食事提供
食事時には食事と一緒にウエットティッシュが必ず配られていました。
エコノミーの食事ですが、ベジタリアンとビーフの選択ができて、ベジタリアンの焼きそばを選択し美味しくいただきました。
ドーハ空港(乗り継ぎ)
乗り継ぎの為、4時間ドーハ空港で滞在予定でしたが、飛行機の出発時間が早まり滞在時間は3時間半でした。
事前に確認した通り、ドーハ空港の乗り継ぎで提示が必要な書類は何もありませんでした。(出国はしない、かつ乗り継ぎ時間が24時間以内の場合は、ドーハでワクチン接種有無に関係なく、PCR検査不要、ワクチン接種証明書の提示不要となっています。)
乗り継ぎ時のX線検査後は、広い空港内をひたすら歩いて、次のゲートへ向かいます。
ドーハの到着は朝4時頃でしたが、免税店やカフェも開店しており活気があり、空港内は電気の装飾で眩しいくらいです。
マスク着用状況は100%で空港内ではしっかりみなさん着用されていました。
カタール航空フライト状況(ドーハ→ロンドン)
マスク利用状況
カタール航空では機内ではマスクの着用が必要とアナウンスしています。実際のマスク着用状況は100%でした。(個人によってマスクの装着が困難な場合は除く)
感染予防策の状況
コロナ渦になってから新しいアメニティーとして、ハンドサニタイザー1個、手袋1組、マスク1枚が入ったものが配られました。(成田→ドーハ路線と同様のアメニティーです)これはかなり嬉しいアメニティーです。機内のアナウンスでは、機内の空気の循環がしっかり行われている旨のアナウンスがありました。
乗客の搭乗率
こちらの機内もほぼ100%の搭乗率で混雑しておりました。
食事提供
食事時には食事と一緒にウエットティッシュが必ず配られていました。お粥のようなご飯、フレッシュフルーツ、ヨーグルトが美味しかったです。
飲み物の提供は依然と同様にアルコール、ノンアルコール類が充実していました。お勧めはマンゴージュースが濃厚で美味しいですよ。
ヒースロー空港
入国審査
今まで30カ国渡航した国の中でイギリスの入国審査が、一番厳しかった覚えがあります。
以前のイギリスの入国審査では、パスポートの写真と同じ表情をするよう指示がありました。というのもパスポート写真が少し微笑んでいるので(汗)指示通り微笑んでみたり(役者になりきってみました)。また入国審査の質問がとても長く軽く10分くらいは質問を繰り返されますので(汗)、イギリスの会社に面接に来たかのような感覚になってしまうのがイギリスの入国審査でした。しかし、これが自動化ゲート(ePassport Gate)の利用で無くなるのかと思っただけでも気持ちが楽でした。
今回はもちろん自動化ゲート(ePassport Gate)の列に進みました。まずはパスポートを読み取ります。その後、指示通り目線を指示された位置に固定をして、写真撮影をするとゲートがオープンしました。
たったの1分程度で入国審査が終了です。以前の入国審査が嘘のよう(汗)。。。。。。
時間短縮の為にも自動化ゲート(ePassport Gate)の列に進んでくださいね。
しかし、ビザの種類によっては自動化ゲート(ePassport Gate)が利用できないようですので事前にご確認をして下さい。
入国までの所要時間
飛行機から降りてから入国審査のゲートまでとにかく歩きました(汗)。15分程度歩いた後に、1分以内に自動化ゲート(ePassport Gate)を通過できました。しかし、荷物が出てくるまで45分も待つことになりターンテーブルの前でかなり疲れ果てました。
空港内の様子
空港内の人の多さに驚きました。
マスク着用状況ですが、荷物を受け取って出ると、お迎えの方などは一切マスクの装着をしていませんでした。イギリスではマスクの装着義務はありませんのでこれがふつうなんでしょうね。空港スタッフはマスクの装着義務があるようで皆さんしっかりマスクの装着をしていました。
ロンドンの公共交通機関
ヒースロー空港からロンドン市内までは公共交通機関を利用し移動。以前に持っていたオイスターカードにチャージをしてから公共交通機関を利用しました。数年前のオイスターカードでも使用可能でしたので安心しました。
オイスターカードにチャージをするのがうまくできなかったので、そばにいたスタッフに優しく教えてもらうこともできました。クレジットカード、または現金でもチャージが可能です。古い紙幣は使用できませんので旧紙幣の両替については下記の記事でご紹介しています。
公共交通機関内でのマスク着用率は、ほとんど着用していませんでした。ロンドン中心部も通過しましたが、ほとんど着用をしておらず、逆にマスクをしている方が違和感を感じるくらいでした。
ロンドン市内
ロンドン中心部に到着し移動をしていると、ほとんどの人がマスクを装着していません。逆に装着をしていたら、「ロンドンではマスクは必要ないんだ」と叫ばれました(汗)。ごく少数の方がマスクの着用をしているのを見かける程度でした。
まとめ
以上、ロンドンへ行くまでの準備について・成田空港からロンドンまでの移動状況のレポートでした。
2022年5月31日時点では日本からイギリスへの渡航の際に必要なコロナ関連の書類は全て撤廃されていますので、コロナ前と同様にパスポート、ビザ(必要な方のみ)があればイギリス渡航が可能でした。
最後までありがとうございました。(2022年5月31日時点の情報です)
日々変わる入国条件については必ずご自身でもお調べ下さいね。